トランプ米大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米政権は17日、台湾に対し、高機動ロケット砲システム「ハイマース」や対戦車ミサイル「ジャベリン」など多数の武器の売却を承認し、議会に通知したと発表した。総額は約100億ドル(約1兆5570億円)の規模。台湾に軍事圧力を強める中国をにらみ、防衛力強化を支援する狙いがある。中国の反発は必至だ。  第2次トランプ政権発足後、台湾へのこれほどの規模の軍事支援は初めてとみられる。  米国は台湾関係法で、台湾が自衛のために必要とする武器の供与や防衛支援を約束している。

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