21日、米アリゾナ州フェニックスで、演説するバンス副大統領(ゲッティ=共同)
【フェニックス共同】バンス米副大統領(共和党)は21日、9月に射殺された保守系活動家チャーリー・カーク氏=当時(31)=が創設した政治団体が西部アリゾナ州フェニックスで開いた集会で演説し「キリスト教は米国の信条だ」と述べて保守層にアピールした。来年11月の中間選挙で民主党を「たたきのめす」と訴えた。 団体「ターニング・ポイント・USA」の代表をカーク氏から引き継いだ妻エリカ氏は集会初日の18日、バンス氏を「次の大統領にしよう」と呼びかけた。バンス氏は大会最終日の21日、大統領を目指すかどうかを明言しなかった。 バンス氏は「米国民はアイデンティティーに飢えている」と強調。「米国の真のよりどころは、キリスト教国家であり続けることだ」と声を張った。集まった約3万1千人から歓声が上がった。 「民主党は数十年にわたり、国民生活からキリスト教を追い出そうとしてきた」と批判。心と体の性が異なるトランスジェンダーの性転換を認める民主党の価値観が、カーク氏を死に追いやったと断定した。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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