アメリカの運輸当局は電気自動車大手テスラの一部車両が緊急時にドアを開けることが困難になる点について調査の検討を始めました。

調査の対象となるのは、テスラ「モデル3」2022年モデルの車両およそ17万9000台です。

「モデル3」のドアは通常、電動のボタンで開閉しますが、事故が起きた際などは手動で開ける必要があり、このレバーが目につきにくい場所にあり直感的に見つけにくいなどの申し立てが運輸当局に入ったことから当局は23日、本格的な調査に入るかどうかの検討を始めたと発表しました。

ブルームバーグ通信は過去10年間で衝突や火災の後にドアが開かず、これまでに少なくとも15人が死亡していたと報じています。

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