ウクライナのゼレンスキー大統領は26日、「米国のトランプ大統領と近く会談することで合意した」とSNSに投稿した。米ウで策定している20項目の和平案の中で、調整が続いている領土問題などについて話し合うとみられる。

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 ゼレンスキー氏は「新年までに多くのことが決まるだろう」と和平交渉に向けた進展を示唆した。米メディア・アクシオス記者は同日、「ウクライナ当局者によると、28日に(フロリダ州にあるトランプ氏の私邸の)マール・ア・ラーゴで会談する予定だ」とSNSに投稿した。

 ゼレンスキー氏が24日までにウクライナメディアなどに詳細を明らかにした20項目の和平案では、領土問題には二つの選択肢があり、「最終決定は首脳レベルで行われる可能性がある」と説明していた。

 ゼレンスキー氏は25日、米国のウィトコフ特使とトランプ氏の長女の夫クシュナー氏と協議した、とSNSで明らかにした。「(和平に向けた)文書の一部は完全に準備ができているが、敏感な問題についてはまだ作業が必要。今後数週間は集中的な作業となるだろう」と投稿した。

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