韓国・南西部の空港で乗員乗客179人が死亡した航空機事故から1年となる29日、追悼式が開かれました。

この事故は2024年、チェジュ航空の旅客機が務安(ムアン)国際空港で胴体着陸した後、滑走路先の構造物に衝突して炎上したもので、乗客乗員179人が死亡しました。

事故発生から1年となる29日、空港では遺族や政府関係者など約1200人が出席して追悼式典が開かれ、李在明(イ・ジェミョン)大統領はビデオメッセージで謝罪と原因究明を表明しました。

この事故では旅客機が鳥と衝突するバードストライクがあったとみられていますが、胴体着陸となった直接の原因や、なぜ滑走路の先にコンクリートの構造物が設置されたのかが分かっていません。

遺族らは、独立した調査委員会の設置を求めています。

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