党幹部らと錦繡山太陽宮殿を訪れた(前列左から)金正恩総書記の妻、娘、金氏(1日、平壌)=朝鮮中央通信・共同

【ソウル=小林恵理香】北朝鮮の朝鮮中央通信は2日、金正恩(キム・ジョンウン)総書記が1日に平壌の錦繡山太陽宮殿を訪れたと報じた。宮殿には祖父の故金日成主席と父の故金正日総書記の遺体が安置されている。娘の「ジュエ」氏が初めて参拝に同行する姿も公開された。

ジュエ氏は金正恩氏と李雪主(リ・ソルジュ)夫人に挟まれ真ん中に立つ形で、後方には党幹部が並んだ。朝鮮中央通信は2日、金正恩氏と李雪主夫人、ジュエ氏の3人が新年の祝賀行事を鑑賞する様子も伝えた。並び順は同様にジュエ氏を中央にしている。

韓国メディアは娘との宮殿参拝は後継者問題を踏まえた政治的な意図を含んでいる可能性があると指摘する。

ジュエ氏は2022年11月に北朝鮮メディアに初登場し、現在は10歳代前半と推定されている。25年には外交行事にも同行する場面が増えて露出が急増したものの、後継者かどうかについては見方が割れている。

北朝鮮指導部は1月中にも5年に1度の朝鮮労働党大会を開き、この先の国防計画や経済運営の方針を決めるとみられる。

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