規制線が張られ封鎖された火災現場=1日、スイス・クランモンタナ=共同

【クランモンタナ=共同】スイス南部バレー州クランモンタナのバーで1日に約40人が死亡した火災で、地元当局は2日、出火原因について、シャンパンボトルの上で火を付けた卓上花火を天井に近づけたことで引火したとの見方を示した。全容解明に向け捜査が本格化した一方、損傷が激しい遺体が多く、身元確認には時間がかかるとみられる。

バーの地下で卓上花火の火が木製の天井に燃え移り、地上階に広がったとの目撃情報があり、捜査当局が聞き取りを実施していた。

地元警察によると、犠牲者にはスイス人のほかイタリア人やフランス人が含まれる。これまで日本人が被害に巻き込まれたとの情報はない。バーは若者に人気で、犠牲者の大半は若者だとされる。

茂木敏充外相は2日、スイスのカシス外相にお見舞いのメッセージを出した。犠牲者へ「心からの哀悼の意」を表し、負傷者の早期の回復を祈ると伝達した。

火災は1日未明、新年を祝う人々が大勢集まる中で発生した。地元警察によると負傷者は約120人に上り、大半は重傷とされる。クランモンタナは高原リゾートとして知られ、国内外から多くの旅行客が訪れる。

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