ニューヨークのウォール街=遠藤啓生撮影

【NQNニューヨーク=三輪恭久】2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は朝高後に下落している。午前9時35分現在は前営業日の2025年12月31日に比べ107ドル43セント安の4万7955ドル86セントで推移している。ヘルスケアや保険などディフェンシブ株の一角に売りが出て、指数の重荷になっている。

ハイテク株を中心に買いが先行したが、主力株に買いが一巡した後は急速に伸び悩み、下落に転じた。ダウ平均は25年12月24日に最高値を付けた後、同31日までの4営業日で計667ドル下落していた。利益確定や持ち高調整の売りが出やすくなっている。

ダウ平均の構成銘柄ではトラベラーズやジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が安い。マクドナルドとビザも売られている。一方、エヌビディアとキャタピラーが上昇している。

ダウ平均の構成銘柄ではないが、ウェイフェアなど家具小売り関連の銘柄が上昇している。米政府が25年12月31日にソファや椅子といった布張り家具、鏡台などの関税引き上げを1年延期すると発表した。コスト負担の増加や販売への影響に対する懸念がやや薄れ、買いが入っている。

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反発して始まった。ブロードコムやマイクロン・テクノロジーといった半導体株に買いが入っている。アルファベットも高い。

テスラは高く始まった後、急速に伸び悩み下落に転じた。2日朝に発表した25年10〜12月期の販売実績は41万8227台と、QUICK・ファクトセットがまとめた市場予想(42万6000台)に届かなかった。

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