英国防省は3日、英仏の空軍がシリア中部のパルミラ周辺にある過激派組織「イスラム国」(IS)の地下施設を攻撃したと発表した。施設は武器や爆発物の保管に使われていた可能性が高かったとし、「作戦は成功した」と報告した。

 発表によると、作戦は同日夜におこなわれ、地下施設に通じる複数のトンネルを攻撃。施設は山岳地帯にあったため周辺に住宅はなく、民間人に被害はなかったという。

 英国のヒーリー国防相は声明で、今回の作戦が「同盟国と連携しながら、中東におけるISの再台頭やその危険で暴力的な思想を阻止する決意を示している」と述べた。フランス軍も同日、SNSでの声明で「ISが再び台頭することを防ぐことは地域の安全保障にとって重要な課題だ」とした。

 英BBCによると、ISは2019年にシリア最後の「領土」だったバグズを失ったが、現在もシリアとイラクに5千~7千人の戦闘員を擁しているとされる。米国が中心となってISの残存勢力の排除に向けた活動を続け、英国も19年以降、シリア上空での警戒活動を続けているという。

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