「チャージングブル像」の前で記念撮影する観光客ら(2025年5月、ニューヨーク)=遠藤啓生撮影

【NQNニューヨーク=田中俊行】5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸して始まり、午前9時35分現在は前週末比339ドル32セント高の4万8721ドル71セントで推移している。上げ幅は600ドル高を超えて4万9000ドル台に乗せ、2025年12月24日に付けた最高値(4万8731ドル)を上回る場面があった。石油関連株やハイテク株の一角に買いが入っている。

トランプ米大統領は3日、ベネズエラに大規模攻撃を実施しマドゥロ大統領と妻を拘束したと明らかにした。同日の記者会見では「世界最大級の米国石油企業を投入し、数十億ドルを投じて壊れた石油インフラを修復させる」と語った。

ダウ平均の構成銘柄ではシェブロンが高い。ベネズエラに石油権益を持ち、恩恵を受けるとの期待で買いが入った。ダウ平均の構成銘柄以外ではコノコフィリップスやSLBなどに買いが入っている。

エヌビディアなどハイテク株の上昇も目立つ。世界最大のテクノロジー見本市「CES」が6日に開幕する。人工知能(AI)関連の最新技術が明らかになり、関連銘柄に資金が流入するとの期待が支えとなっている。

その他の構成銘柄ではゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェース、キャタピラーが高い。IBMやアマゾン・ドット・コム、ビザも上昇している。一方、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)やコカ・コーラ、マクドナルドが下落している。

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は6営業日ぶりに反発して始まった。英半導体設計のアーム・ホールディングスやデータ分析プラットフォームのパランティア・テクノロジーズに買いが入っている。

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