
【NQNニューヨーク=矢内純一】5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に続伸し、終値は前週末比594ドル79セント(1.22%)高の4万8977ドル18セントだった。2025年12月24日に付けた最高値(4万8731ドル)を更新した。石油関連株や景気敏感株の一角に買いが入り、ダウ平均の上げ幅は一時800ドルを超えた。
米国は3日、南米のベネズエラに大規模攻撃を実施しマドゥロ大統領を拘束した。トランプ米大統領はベネズエラの石油インフラを修復する考えを示しており、同国に権益を持つシェブロンが5.1%高だった。ダウ平均の構成銘柄以外ではコノコフィリップスやSLB、バレロ・エナジーといった石油関連株に買いが入った。
ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースといった金融株の上昇も目立った。米経済の先行きに対する強気の見通しが、景気敏感株の一角の支えとなっている面があった。
ダウ平均は前週に328ドル下落していた。市場では「薄商いの中で年末年始に相場が下げていた後で主力株を買い直す動きが出やすい」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との指摘があった。米長期金利が低下していることも株式相場の支援材料となった。
そのほかのダウ平均の構成銘柄では、アマゾン・ドット・コムやキャタピラー、ビザが買われた。半面、アムジェンやジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、アップルが下落した。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は6営業日ぶりに反発し、終値は前週末比160.193ポイント(0.68%)高の2万3395.822だった。テスラやメタプラットフォームズが上昇した。
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