ベネズエラの国有石油会社の精製施設=2024年2月、北部プエルトカベジョ(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】ロイター通信は6日、米国とベネズエラ両政府がベネズエラ産原油の米国への輸出を協議していると伝えた。原油はメキシコ湾沿岸の米国の施設で精製可能という。トランプ大統領は8日に米石油企業幹部とホワイトハウスで会合を開く予定。老朽化したベネズエラの石油インフラ再建に向けた協力を求めるとみられる。  トランプ氏は軍事介入により反米左派のマドゥロ大統領を排除したベネズエラでの石油利権獲得に意欲を示している。ベネズエラの原油埋蔵量は世界最大で、米政権との協力を表明したベネズエラのロドリゲス暫定大統領は石油相を兼務する。  第1次トランプ政権は2019年1月、国営ベネズエラ石油(PDVSA)を制裁対象に指定。中国は取引を続け、ベネズエラにとって最大の輸出先となっている。  トランプ氏は5日、NBCテレビのインタビューで、石油インフラの再建には「膨大な資金」がいると語り、米企業による投資の必要性を強調。  ベネズエラの石油関連設備は老朽化が激しく、近年は生産量が低下。原油は粘度が高く、精製が難しい種類とされる。

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