スペインのサンチェス首相は8日、平和維持の目的でパレスチナ自治区ガザに部隊を送る用意があると表明した。AFP通信が報じた。国連安全保障理事会が承認した「国際安定化部隊(ISF)」への派遣を念頭に置いた発言とみられる。
サンチェス氏は世界各地のスペイン大使を集めた会議で、「スペインはパレスチナ再建に積極的に参加しなければいけない。現地の状況は依然として耐え難いものだ」と強調。パレスチナへの部隊派遣について、「平和維持活動の進め方の見通しが立った段階で、議会に提案するつもりだ」と述べた。
ISFは、トランプ米大統領が昨年9月に発表したパレスチナの和平計画の中に盛り込まれ、11月の国連安保理で設立が承認された。これまでにトルコやイタリアが参加の意向を示しているものの、アラブ首長国連邦(UAE)が「明確な枠組みが見えない」として不参加を表明するなど、具体的な内容はまだ固まっていない。
スペインは2024年、他の欧州諸国に先駆けてパレスチナを国家として承認。イスラエルによるガザへの攻撃に対して、強く批判する立場を取ってきた。
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