
小泉進次郎防衛相は9日の記者会見で、12〜18日の日程で訪米すると発表した。ヘグセス米国防長官と会談する。日本の防衛力強化や地域情勢について協議する見通しだ。小泉氏は「米国とともに地域の平和と安定を守り抜く決意であることを国内外に発信する」と主張した。
米国がベネズエラを攻撃して以降、日米の閣僚級が会談するのは初となる。小泉氏は「ベネズエラにおける民主主義の回復、情勢の安定化に向けた外交努力を進めることが重要だ」と語った。
米国の軍事行動が国際法に違反するとの指摘があることを巡り「国際法上の原則は尊重されなければならないが、詳細な事実関係を把握する立場にない」と述べるにとどめた。防衛相会談で米国から賛同を求められた場合の対応は「会談前なので答えるのが難しい」と明言を避けた。
日本の防衛力強化に関しては2027年度以降の防衛費の水準が論点となる。ヘグセス氏は25年12月の演説で、日本などに「国内総生産(GDP)比5%」の目標導入を求めた。日本は米国の理解を得ながら財源の確保策と合わせて防衛費の規模を定める必要がある。
会談でインド太平洋地域の安保環境についても意見交換する。中国軍による台湾周辺での軍事演習や北朝鮮のミサイル発射に触れ「安保環境は極めて厳しい」と話した。「日米同盟を強固にする努力が重要なことは変わらない」と強調した。
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