高市早苗首相と韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は14日、奈良県斑鳩町の世界遺産・法隆寺を訪れた。首相が自身の地元にある、韓国と縁が深い歴史遺産を案内し、首脳間の親睦を深める。

両首脳は午前9時から1時間ほど法隆寺内の金堂や壁画、高句麗僧・恵慈法師像などを視察した。首相が五重塔の前で、李氏に写真撮影を提案する場面もあった。政府高官によると、李氏は日本の歴史遺産などに関心が高いという。
法隆寺は世界最古の木造建築で、朝鮮半島から由来する建築様式などを使い建立された。同行した佐藤啓官房副長官は「日韓が協力し合う、学び合う象徴的な場所だ」と法隆寺を訪問した理由を解説する。
両首脳は13日、およそ1時間半にわたって会談し経済・安全保障分野での協力深化で一致した。首脳どうしが互いの国を行き来する「シャトル外交」を継続する方針も確認した。
包括的・先進的環太平洋経済連携協定(CPTPP)や重要物資のサプライチェーン(供給網)の構築についても意見を交わした。
李氏は14日午後に帰国の途につく。首相も同日午後に帰京し、衆院解散・総選挙に向けて与党内の調整を本格化させる見通しだ。
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