ドイツのメルツ首相㊥=AP

【ウィーン=共同】ドイツのメルツ首相が率いる内閣は27日、連邦軍への兵士募集を強化し、志願兵が十分に集まらない場合は徴兵制を部分的に復活させて補充する規定を含む法案を閣議決定した。ウクライナ侵略を続けるロシアに対する抑止力強化が狙い。連邦議会(下院)が法案を審議する。DPA通信が報じた。

ピストリウス国防相によると、志願兵が不足して徴兵する場合、連邦議会の承認が必要になる。連邦軍は約18万人で、8万人を増員する方針だとしている。

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