イスラエル軍はガザ地区への攻撃を続けていて、地元の保健当局は過去24時間に76人が死亡したと発表しました。
イスラエルは今後、軍事作戦を拡大し、100万人近くが身を寄せているとされる最大都市のガザ市を制圧する方針を示していて、国際社会からは非難の声が強まっています。

こうした中、イスラエル軍の報道官は27日、SNSで「ガザ市の住民の退避は避けられない。ガザ地区の南部に移動すれば人道支援を受けられる」などと述べて、ガザ市の制圧を目指す姿勢を強調しました。
そのうえで南部では、住民向けのテントの搬入や食料の配給場所の設置に向けた準備を進めているとしています。
国連は、ガザ市などでは飢きんが発生していると発表していて、イスラエル軍が軍事作戦を拡大すれば現地の人道状況がさらに悪化することが懸念されます。
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