米銀大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)のブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)=ロイター

【ニューヨーク=吉田圭織】米銀大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)のブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)が、スイスで開催中の世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)でのトランプ大統領主催の夕食会に招待されなかったことが22日までにわかった。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が関係者の話として報じた。

FTによると、米銀トップで招待されなかったのはモイニハン氏だけだった。他の米銀トップのJPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOやシティグループのジェーン・フレーザーCEO、ウェルズ・ファーゴのチャールズ・シャーフCEOなどは招待者リストに載っており、夕食会に出席予定だったという。

ホワイトハウスがこうしたレセプションからモイニハン氏を外すのは2度目となる。2025年11月にも、ホワイトハウスで開催したウォール街のトップとの夕食会にもモイニハン氏を招待しなかった。

バンカメをめぐりトランプ氏は銀行が政治的な理由で顧客を締め出すデバンキングの被害に遭ったと主張している。「ブライアンは私が(1期目の)大統領だったときはこびへつらっていたのに、退任後に口座開設の電話をしたら『できない』と言ってきた」とトランプ氏は25年8月に述べた。

一方、21年にホワイトハウスを去った後にトランプ氏の口座を閉鎖したJPモルガンを巡って、トランプ氏は訴えると主張しているものの、ダイモン氏への直接的な批判は避けている。

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