ガソリンスタンドで給油する消費者=AP

【ワシントン=野一色遥花】米商務省は22日、政府閉鎖の影響で遅れていた25年10月と11月の米個人消費支出(PCE)物価指数を公表した。11月の前年同月比の上昇率は2.8%で、米ダウ・ジョーンズまとめの市場予想通りだった。10月は2.7%だった。

11月はエネルギーと食品を除くコア指数も2.8%上昇した。エネルギーは4.1%と10月(2.2%)、9月(2.7%)を大きく上回った。

10月と11月のPCEの前月比の上昇率は総合指数、コア指数ともに0.2%だった。それぞれ市場予想通りだった。

10月1日から43日間続いた政府閉鎖中に政府統計が軒並み停止されていた影響で2カ月分が同時に発表された。米ウェルズ・ファーゴの調査グループは「政府閉鎖の影響による回答不足があった」と指摘しながらも、インフレ沈静化は進んでいるとした。

PCEは米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を運営する上で最も重視する物価指数。消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)の一部から算出する。

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