【ニューヨーク共同】国連のグテレス事務総長は26日、安全保障理事会が開いた法の支配を巡る公開討論で演説し、世界各地で「露骨な国際法違反が見られる」として危機感を示した。ロシアによるウクライナ侵攻や、パレスチナ自治区ガザでの戦闘などを挙げ「法の支配がジャングルのおきてに置き換えられつつある」と警鐘を鳴らした。  安保理では近年、ウクライナ侵攻やガザ戦闘を巡る決議案が、常任理事国であるロシアや米国の拒否権行使により再三否決されてきた。グテレス氏は法の支配が第三次世界大戦の回避に貢献してきたと指摘し、安保理理事国は国際法の順守において「模範を示す特別な責任を負っている」と訴えた。

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