米中西部ミネソタ州で移民を取り締まる捜査官に相次いで市民が射殺された事件をめぐり、トランプ政権の政策に抗議する下院議員が、市民集会の最中に男に液体をかけられる事件が起きた。トランプ大統領は態度軟化の兆しを見せているが、現地では緊張が続いている。

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 米メディアによると、射殺事件のあったミネアポリスで27日、イルハン・オマール下院議員(民主)が移民税関捜査局(ICE)の廃止や国土安全保障省のノーム長官の辞任を訴えていたところ、前列に座っていた男が駆け寄り、どなりながらシリンジに入れた液体をあびせた。

 液体がどのようなものだったかは不明。オマール氏にけがはなく、男はその場で拘束された。オマール氏は「我々は屈しない」と述べ、その後も約30分にわたって質疑応答を続けたという。

 ソマリア系米国人のオマール氏は、政権批判の急先鋒(きゅうせんぽう)として知られる。トランプ氏はオマール氏を「ゴミ」と呼び、ソマリアへの強制送還を主張するなど、執拗(しつよう)な攻撃を繰り返している。

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