ベッセント米財務長官=ロイター

【ニューヨーク=竹内弘文】28日のニューヨーク外国為替市場で円相場は一時1ドル=153円台後半まで下落した。ベッセント米財務長官が米CNBCで「為替介入していない」と発言したのを材料に円売り・ドル買いが優勢となった。発言が伝わる前に比べ、1円程度円安・ドル高が進んだ。

米ダウジョーンズ通信によると、ベッセント氏はCNBCのインタビューで「米国は常に『強いドル政策』をとってきた」と語った。円買い・ドル売りの介入に動いたかと問われると「決して介入していない」と述べた。

前週23日には、米当局が為替介入の準備段階とされる「レートチェック」に動いたとの観測が外為市場で浮上し、円高・ドル安の起点となっていた。27日にはトランプ米大統領がドル安進行について「素晴らしい」と述べたこともあり、ドル安に弾みが付いていた。

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