
【ワシントン=芦塚智子】米連邦捜査局(FBI)は28日、米南部ジョージア州フルトン郡の選挙関連施設を家宅捜索した。米メディアが報じた。トランプ大統領が敗北し、不正があったと主張している2020年の大統領選に関する記録が捜索の対象とみられる。
トランプ氏は20年大統領選で大規模な選挙不正があったと根拠を示さずに主張し、特に接戦となったジョージア州の大票田である州都アトランタがあるフルトン郡を標的にしてきた。
トランプ氏は21日の世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)での演説でも、20年の大統領選が「不正選挙だった」との主張を繰り返し、「関係者はまもなく、自分たちがしたことで訴追されるだろう」と語っていた。
トランプ氏は23年8月、同州の選挙結果を覆すよう同州幹部に圧力をかけた罪などで起訴された。同州の検察は25年11月に現職の大統領に対する裁判は障害が多いことなどを理由として起訴を取り下げた。
同州選出のオソフ上院議員(民主党)はX(旧ツイッター)に投稿した声明で「監査や独立した調査で繰り返しトランプ氏の敗北が確認されているにもかかわらず、今日の捜索はこの負け犬(トランプ氏)の抵抗運動の続きではないかと思う」とFBIの捜索を批判した。
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