支援物資を積み、ラファ検問所のエジプト側でガザ入域を待つトラック(1日)=AP

【エルサレム=共同】イスラエル政府は1日、パレスチナ自治区ガザ最南部にあるラファ検問所に関し、同日実施した試行的運用を「成功」と評価した。イスラエルメディアが伝えた。検問所は2日に人の往来が始まり正式に再開する見通し。中東メディアによると命の危険にさらされた住民約2万人が域外での治療を望んでおり、再開が救命につながるとみられる。

ラファ検問所はエジプトとガザの境界に位置する。2023年10月の戦闘開始から24年5月にイスラエル軍が掌握して閉鎖するまで、傷病者のエジプトへの搬送やガザへの支援物資搬入の主要な玄関口となっていた。

検問所の再開は停戦交渉でも争点の一つとなり、イスラエルとイスラム組織ハマスが合意したガザ和平計画に盛り込まれていた。

イスラエルメディアによると、検問所を通過しガザから出るのは1日当たり50人の傷病者で、傷病者1人に対し親族2人が付き添いとして同行できる。一方、ガザへの入域が許可されるのは約50人で、戦闘開始以降にガザを離れた人に限定する。往来できる人の数は徐々に拡大するとされる。

ガザ保健当局によると、23年10月の戦闘開始後の死者は7万1700人以上。負傷者は17万1500人を超えている。

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