ロシアのラブロフ外相(タス=共同)

 【モスクワ共同】ロシアのラブロフ外相は2日、ウクライナ侵攻の影響などで中断している北方領土の元島民らによる墓参に関し、ロシアのビザを取得すれば可能だとの見解を示した。日本政府はビザを取得して訪問すればロシアの管轄権を認めることにつながるとの立場で、ビザなし訪問の枠組みの一つとして墓参再開を求めてきたが、拒否した形だ。  ロシア外務省の発表によると、ラブロフ氏は人道的観点から北方領土への日本人の訪問を妨げていないと主張。ロ日間の本格的な対話再開は日本政府が制裁など「反ロシア政策を放棄した場合にのみ可能」だとした。  北方墓参は2020年以降、コロナ禍やウクライナ侵攻の影響で中断されている。

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