8月27日は、国連が定める「世界湖沼の日」です。
ラムサール条約登録の中海・宍道湖を持つ山陰でも記念イベントが鳥取県米子市で開かれ、両県知事など関係者が湖沼の重要性を再確認しました。
世界湖沼の日は、湖や沼の重要性を認識し、生態系を維持・保全・再生していくことを目指して、第1回世界湖沼会議が開かれた1984年の8月27日にちなんで、2024年12月の国連総会で制定された新しい“国際デー”です。
米子市での記念イベントには、山陰両県の知事や中海・宍道湖周辺で環境保全活動に取り組む市民団体、小中高校生など約50人が参加しました。
そして、先進的な取り組みを続けている滋賀県の三日月知事とオンラインで結んだ3県知事の意見交換が行われました。
鳥取県・平井知事:
「市民県民のみなさまと結びつきながら、政府機関にも協力していただきながら、みんなで力を合わせないと美しい水辺が取り戻せないと思っている」
島根県・丸山知事:
「我々の行政活動を通じて、同じような問題意識を持っていただく方を広げていくということに取り組んでいかないといけない」
また、山陰両県のボランティア団体などによる保全活動の報告も行われ、湖の重要性を改めて確認しました。
中海・宍道湖は、ラムサール条約に登録されて2025年で20年の節目を迎えていて、両県では保全活動に引き続き力を入れていきたいとしています。
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