
全米批評家協会は6日(日本時間)までに、同協会賞の各部門の最終候補を発表し、作家の多和田葉子さんと市川沙央さん、詩人の田中裕希さんの日本人3人の作品が選ばれた。受賞作は3月26日に発表予定。
全米批評家協会賞は、全米図書賞などに次いで権威のある米国の文学賞の一つで、毎年、優れた英語作品に与えられる。
多和田さんはエッセー集「エクソフォニー」が批評部門と、翻訳作品が対象の「グレッグ・バリオス翻訳賞」の2部門に選ばれた。田中さんの詩集「Chronicle of Drifting」は詩部門に、市川さんのデビュー作の小説「ハンチバック」は新人作家が対象の「ジョン・レナード賞」の候補になった。
多和田さんの作品はタイトルが「母語の外に出た状態一般」を意味するエッセー集。田中さんは法政大で教壇に立ちながら英語で詩作を行っており、候補作は第1詩集。「ハンチバック」は背骨が湾曲する難病がある女性が主人公の物語で2023年の芥川賞受賞作。
同協会は1974年設立。2023年には作家の川上未映子さんが小説部門の最終候補に選ばれた。〔共同〕
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