1月下旬から大雨が断続的に続くスペインとポルトガルで、冬の嵐「レオナルド」による被害が拡大しています。

ロイター通信によりますと、スペイン南部アンダルシア州では、豪雨が続き、6日までに1万1000人以上が避難を余儀なくされています。

マラガ県では、飼い犬を助けようとして川に流された女性の近くで遺体が発見され、当局が身元確認を進めています。

スペインの気象当局は7日に新たな嵐「マルタ」が到来し、さらに雨が強まる見通しだとして警戒を呼びかけています。

一方、ポルトガル南部でも豪雨が続き、アルカセル・ド・サルでは町の一部が水没しました。

政府は、69の自治体で非常事態を2月中旬まで延長しました。

ポルトガルでは、1月末の嵐「クリスティン」の復旧費が40億ユーロを超えるとも報じられています。

一方、大統領選の決選投票は8日に予定通り行われる見通しで、被害の大きい一部自治体では翌週に延期する動きも出ています。

EUのフォンデアライエン委員長は6日、EU予算を柔軟に活用し「利用可能な手段で復旧・再建を支援する」として連帯を示しました。

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