
【キーウ=共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、ロシア軍が6日夜〜7日未明に400機以上の無人機とミサイル約40発でエネルギー関連施設を集中攻撃したと交流サイト(SNS)で発表した。厳しい寒さが続く中、暖房設備の稼働を妨げることでウクライナ側の士気を低下させる狙いがある。
ゼレンスキー氏によると、主な標的は電力網や発電施設、変電所。西部のリビウ州やボリン州などで被害が確認された。使用された無人機の大半はイラン製のシャヘドだったとしている。
シュミハリ第1副首相兼エネルギー相は全土で停電が相次いだと表明。電力会社ウクルエネルゴが隣国ポーランドに支援を要請したと説明した。
ゼレンスキー氏は、送電設備が損傷したため原子力発電所の発電量が制限されたと説明。国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は「送電網の状況悪化は原子力の安全を損なう」と指摘し、ロシア側に攻撃を抑制するよう要求した。
ウクライナではロシア軍によるインフラの破壊に伴い、停電が常態化。ロシアはトランプ米大統領の要請を受け、ウクライナの首都キーウなどへの攻撃を1日まで停止した一方、各地への空爆や無人機攻撃を続けた。
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