イスラエル情報機関長官 仲介国カタールへ 停戦協議再開が焦点

イスラエルはハマスに対し、軍事作戦を拡大する方針を発表するなど圧力を強めながらパレスチナのガザ地区への攻撃を続けていて、地元の保健当局は14日、過去24時間に54人が死亡しこれまでの死者が6万1776人にのぼったと発表しました。

一方、ガザ地区での停戦協議は先月末にイスラエルが代表団を仲介国のカタールから帰国させて以降、行き詰まっていましたが、イスラエルメディアは14日、情報機関モサドのバルネア長官がカタールを訪れ、カタールの首相と停戦と人質の解放に向けて話し合ったと報じました。

ハマスも12日に代表団が仲介国のエジプトを訪れて政府高官と話し合ったことを明らかにしていて、停戦協議に向けた双方の動きが伝えられる中、イスラエルとハマスの協議が再開されるかが焦点になっています。