ポルトガル大統領選の決選投票が8日に投開票された。現地メディアの出口調査を伝えたAP通信によると、中道左派・社会党のアントニオ・ジョゼ・セグーロ元書記長が、右翼ポピュリスト政党シェーガのアンドレ・ベントゥーラ党首を破り、当選を確実にした。

 セグーロ氏は中道右派の現政権と協調する考えを示し、「政治の安定」を訴えた。決選投票では2019年の結党以降、反移民や反汚職を掲げて支持を伸ばしてきたシェーガの台頭を懸念する声が広がり、セグーロ氏が幅広い支持を集めた。

 今回の大統領選には過去最多の11人が立候補した。1月18日の第1回投票ではセグーロ氏が31.11%、ベントゥーラ氏が23.52%を得票し、決選投票に進んだ。

 ポルトガルでは、首相の率いる政府が政策運営などを担う。大統領は主に儀礼的な役割を担うが、法案への拒否権や議会解散を決定する権限を持つ。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。