米国最大のスポーツイベントと言われるプロフットボール(NFL)の優勝決定戦、スーパーボウルが8日、カリフォルニア州サンタクララで行われた。恒例のハーフタイムショーには米領プエルトリコ出身の人気ラッパー、バッド・バニーさんが出演し、アメリカ大陸の団結を訴えた。
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バッド・バニーさんは、プエルトリコをイメージしたとみられる畑や街を模したステージで、ほぼスペイン語でパフォーマンスを披露した。プエルトリコ出身の歌手リッキー・マーティンさんやチリ出身の俳優ペドロ・パスカルさんら、プエルトリコや中南米各国にルーツがある著名人もゲスト出演した。自身のルーツや中南米のアイデンティティーを前面に出したステージになった。
ショーの終盤には、「ともに、我々はアメリカだ」と書かれた、フットボールで使われる楕円形のボールを手に、カナダを含むアメリカ大陸の国々の名を読み上げ、アメリカ大陸の団結を訴えた。
バッド・バニーさんはかねて、トランプ政権が国内で進める強硬な移民取り締まりを批判。今月1日のグラミー賞授賞式でも抗議を表明して話題になった。政権幹部らからはハーフタイムショー出演への反発もあり、今回、どのようなパフォーマンスを披露するのかに注目が集まっていた。
政権幹部は当初、スーパーボウル会場で不法移民の取り締まりを行うと表明。物議を醸し、直前になってプロフットボールNFLが「取り締まりは行われない」と発表する事態になっていた。米スポーツ専門サイト「アスレチック」によると、会場では市民団体が「ICE OUT(ICE=移民税関捜査局は出て行け)」と書かれたタオルを観客に配ったという。
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