
【NQNニューヨーク=田中俊行】9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落して始まり、午前9時35分現在は前週末比93ドル73セント安の5万0021ドル94セントで推移している。前週末6日に大幅高となった後で、主力銘柄に利益確定や持ち高調整を目的とした売りが先行している。ダウ平均は一時200ドル下がった。
ダウ平均は前週末に1206ドル高と急伸し、最高値を約4週間ぶりに更新し、初の5万ドル台に乗せた。ソフトウエア株に見直し買いが入ったほか、半導体株も大幅に上昇していた。押し目買いの勢いが一服するなか、9日は前週末に急伸した銘柄の一部に売りが出て株式相場の重荷となっている。
ダウ平均の構成銘柄ではアマゾン・ドット・コムやメルク、アムジェンが安い。IBMやアップル、スリーエム(3M)も下落している。一方、エヌビディアやマイクロソフト、シスコシステムズが高い。ハネウェル・インターナショナルとゴールドマン・サックスも買われている。
ダウ平均の構成銘柄ではないが、オラクルが9%あまり上昇する場面がある。米投資銀行のDAダビッドソンが投資判断を引き上げたことが手掛かりとなっている。クラウド供給を契約しているオープンAIの資金調達が順調に進んでいる点などを評価した。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は一進一退で始まった。インテルやマイクロン・テクノロジーなどが下落している。半面、ブロードコムやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)、ビッグデータ分析のパランティア・テクノロジーズは上昇し、指数を支えている。
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