ウクライナのゼレンスキー大統領が、ロシアとの和平合意に関する国民投票とウクライナ大統領選を実施する計画を2月24日に発表することを検討していると、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)がウクライナや西側諸国の当局者などの話として11日報じた。

 今秋に米中間選挙を控えるトランプ米政権が、5月15日までに両方の投票が行われない場合、ウクライナは米国の「安全の保証」を失うリスクがあると圧力をかけているためだという。ただ、それまでに和平合意に達するかどうか不透明なこともあり、FTは米国の要求通りに投票が実施される可能性は低いとの当局者の見方も伝えている。

 ウクライナ・メディア「RBCウクライナ」によると、ウクライナ大統領府の幹部はFTの報道について「安全がない限り、(投票実施を)宣言することはない」と話したという。

 ゼレンスキー氏は2019年5月に大統領に就任。任期は5年だったが、戦時体制のため任期を延ばしている。

 ゼレンスキー氏は今月初め、米国からロシアとの終戦の期限として6月を提示され、明確な工程表を求められていることを明らかにしていた。

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