
【ソウル=小林恵理香】韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は12日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記の娘「ジュエ」氏が後継者として「内定段階に入ったと判断している」との見方を示した。非公開の国会委員会に報告し、出席議員が明らかにした。
ジュエ氏が一部の政策に意見する様子も確認しているという。国情院はジュエ氏が2月下旬に開く5年に1度の朝鮮労働党大会の関連行事などに参加するかといった情勢分析を続ける方針を示した。
ジュエ氏は2022年11月に北朝鮮メディアに初登場し、現在は10歳代前半と推定されている。25年以降は外交行事にも同行するなど露出が急増したものの、後継者かどうかについては見方が割れていた。
26年1月に故金日成主席の遺体が安置されている平壌の錦繡山太陽宮殿を訪れた際、ジュエ氏は金正恩氏と李雪主(リ・ソルジュ)夫人の間に立ち、後方に党幹部が並んでいた。韓国メディアは並び位置に政治的意図があると指摘していた。
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