IOC(国際オリンピック委員会)がロシア侵攻の犠牲者を追悼するヘルメットの着用を巡ってウクライナの男子スケルトン代表を失格処分にした問題をめぐり、ウクライナ政府は反発しています。

ゼレンスキー大統領は、自身のXで「彼が示した行動を誇りに思う」「勇気を持つことはどんなメダルよりも価値がある」と選手の一連の行動を称賛しました。

一方で、IOCの決断については「オリンピック(ムーブメント)は戦争を止めるために貢献すべきだ」として、選手の失格について「オリンピックの原則に反している」と批判しました。

さらに、ミラノ・コルティナオリンピックにロシアの選手が個人資格の中立選手として出場していることにも触れ、「ロシアは競技中こそ中立を掲げるが、現実にはウクライナに対するロシア侵略と領土の占領を公然と支持している。本来失格処分を受けるべきは彼らだ」と反発を強めました。

また、ウクライナのシビハ外相も「IOCは、敬意を欠いて我が国のアスリートを威圧した」「将来の世代はこの件を『恥の瞬間』として記憶する」と猛反発しています。

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