ラマダンを前にがれきの中で飾り付けの準備をするガザ住民ら(15日、ガザ南部ハンユニス)=AP

【エルサレム=共同】パレスチナ自治区ガザの保健当局は15日、昨年10月の停戦発効後の死者が601人になったと発表した。イスラム組織ハマスが対象だとするイスラエル軍の攻撃が局地的に続いている。パレスチナ通信によると北部ジャバリヤや南部ハンユニスで15日、住民が避難生活を送るテントなどに攻撃があった。

イスラエル軍は14日、ガザ北部の軍の支配地域で「テロリスト」を発見し、少なくとも2人を殺害したと発表した。イスラエル側はハマスが停戦合意に違反していると主張している。

ガザの保健当局によると、2023年10月の戦闘開始からの死者は7万2061人に上る。負傷者は17万1715人。14日からの24時間で10人が死亡したとしている。

一方、複数のイスラエルメディアは、米主導で設立されたガザの暫定統治機関「平和評議会」の初の首脳会合に、イスラエルからサール外相が出席すると報じた。会合は19日にワシントンで開かれる見通し。ネタニヤフ首相はイラン情勢を協議するため最近訪米したばかりで、自身の出席は見送ったという。

トランプ米大統領は15日、平和評議会の会合で、復興計画の一環で加盟国が50億ドル(約7630億円)以上の拠出を発表すると表明した。

ネタニヤフ氏は訪米中の11日、評議会への参加を表明する文書に署名した。連立与党の一角を占める極右政党は、イスラム組織ハマスの壊滅に向けてガザ戦闘の再開を求めており、平和評議会に批判的。ネタニヤフ氏が極右政党に配慮して首脳会合への出席を回避したとの見方が出ている。

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