
【ロンドン、ワシントン=共同】英政府は16日、米西部カリフォルニア州と洋上風力発電など再生可能エネルギー分野での連携強化で合意したと発表した。ロンドンでミリバンド英エネルギー安全保障・ネットゼロ相とニューサム州知事が覚書に署名した。これに対し気候変動問題を「史上最大の詐欺」と主張するトランプ米大統領は「不適切だ」と述べ、双方を非難した。
トランプ氏は16日、米ニュースサイト、ポリティコのインタビューで「英国がニューサム氏に関わることは最悪の選択だ」と強調。「そうでなくとも、英国は十分な問題を抱えている」と話した。ニューサム氏は「負け犬」で、携わる事業はうまくいかないとこき下ろした。
トランプ政権は化石燃料の増産を進め、温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」から離脱。洋上風力発電などを敵視しており、米政府の意向に反する英政府とカリフォルニア州の動きにいら立ちをあらわにした。
ニューサム氏は2028年米大統領選での有力な民主党候補の一人と目され、トランプ政権(共和党)との対決姿勢を強めている。覚書の署名に際し「カリフォルニア州は革新と野心を気候変動対策にどうつなげるかを世界に示す取り組みを続ける」と訴えた。
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