北朝鮮は近く開く党大会を前にロケット砲の披露式典を開催した(18日、平壌)=朝鮮通信

【ソウル=小林恵理香】北朝鮮の朝鮮中央通信は19日、平壌で18日に軍需工業部門が超大型放射砲(多連装ロケット砲)の披露式典を開催したと報じた。5年に1度開く朝鮮労働党大会を前に軍事力を内外に誇示する狙いがあるとみられる。

金正恩(キム・ジョンウン)総書記は式典で演説し「今後も地政学的な敵対者たちを大いに不安にさせる国防技術の成果を示し続ける」と述べた。近く開催される見通しの党大会で国防強化に向けた新たな構想と目標を発表する方針を示した。

18日に北朝鮮が公開した放射砲については「世界で最も強力な攻撃武器だ」と強調した。人工知能(AI)技術などを搭載し、精密度や威力が向上したとも主張した。

放射砲は党大会への贈呈品として軍需工業部門が2カ月ほどで製造した。式典では発射用の車両50台に放射砲を搭載する形で陳列した。金正恩氏は「党大会の歴史的意義を表す意味深い成果だ」と関係者らを慰労した。

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