
【NQNニューヨーク=矢内純一】19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落して始まり、午前9時35分現在は前日比256ドル28セント安の4万9406ドル38セントで推移している。米国とイランの関係緊迫を受け、中東の地政学リスクを警戒した売りが先行している。ダウ平均は300ドルあまり下げる場面があった。
米CNNは18日、「米軍は早ければ今週末にもイランを攻撃する準備をしている」と伝えた。米国とイランは17日に核協議に臨んだばかりだが、両国の軍事的緊張が高まっている。19日の米原油先物相場は期近物として2025年8月以来の高値を付ける場面があった。
19日発表の週間の米新規失業保険申請件数は20万6000件と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(22万3000件)よりも少なかった。米労働市場が想定ほど減速していないとの受け止めは株式相場の支えとなっている。
個別銘柄ではウォルマートが上昇している。19日朝に発表した25年11月〜26年1月期決算で売上高などが市場予想を上回り、材料視されている。
そのほかのダウ平均の構成銘柄では、IBMやセールスフォース、ボーイングが下落している。ゴールドマン・サックスやナイキ、ホーム・デポも安い。半面、プロクター・アンド・ギャンブルやシェブロン、ベライゾン・コミュニケーションズが上昇している。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落して始まった。テスラやアルファベットが売られている。
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