
【サンパウロ=共同】ベネズエラ国会は19日、1999年以降の政治犯の恩赦を認める法案を可決した。ロドリゲス暫定大統領が同日、法案に署名し、法が成立した。米国は政治犯の釈放を求めており、その意向を受けた措置。
政治犯の釈放は進んでいるが、人権団体によると9日時点で野党関係者ら600人超が拘束されたまま。野党や人権団体は全員の早期釈放を期待している。
AP通信によると、他国にベネズエラへの武力攻撃を促して起訴されたか、今後起訴される可能性がある人物らは法の対象外。トランプ米大統領の介入を求め、米軍による1月3日の攻撃とマドゥロ大統領の拘束を支持したノーベル平和賞受賞者マチャド氏ら野党関係者が、国内で政治活動を再開することにつながるかどうかは不透明だ。
ロドリゲス氏は署名後の演説で「われわれは不寛容と決別し、国の政治の新たな道を切り開こうとしている」と述べた。法案は1月30日にロドリゲス氏が発表した。
マチャド氏の盟友として知られ、拘束を経て自宅軟禁下に置かれていた野党指導者グアニパ氏は20日、自宅軟禁を解除されたとX(旧ツイッター)で明らかにし「全ての政治犯の釈放を求める」と訴えた。
ベネズエラでは、99年発足のチャベス前政権から後継のマドゥロ政権時代にかけて、政権に批判的な野党や報道関係者の恣意的な拘束が相次ぎ、拷問も行われた。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。