ロシアによるウクライナ侵攻の開始から24日で4年。
戦争は1万5000人以上の命を奪い、夢を追いかけていた少女の人生も大きく変えました。

少女と家族の「今」を取材しました。

14歳のマリア・アロネッツさんの愛称はマーシャです。
現在ウクライナ南部オデーサで、母親と2人で暮らしています。

マーシャさん:
短い時は2、3日、長い時には5日間もエネルギーや電気が使えません。

マーシャさんは幼い頃からスケートに熱中。
ウクライナ国内の大会で優勝経験もありました。

しかし、ロシアの軍事侵攻が始まった直後の2022年3月、出国が許されない父をウクライナに残し、母親と共にポーランドに避難。

大好きだったフィギュアスケートは、ポーランドの支援で続けることができました。

当時、マーシャさんは夢について、「(Q.夢は?)フィギュアスケート選手です。世界中の人に知ってほしいです」と目を輝かせながら語ってくれていました。

わずか3カ月後に支援は打ち切られ、マーシャさんと母親は2023年6月、ウクライナに戻ることになりました。

マーシャさん:
(ウクライナに)戻ると私が去った時の記憶とは違っていました。

帰国後しばらく続けたフィギュアスケートも辞め、今は歴史の勉強に励んでいます。

家族3人での生活が戻ったのもつかの間、2026年1月17日、父親が仕事中に突然、軍に動員されたのです。

3日後には激しい戦闘が続く東部ドネツク州に送られ、負傷兵を運ぶ車両の運転手を務めているというのです。

母・カーティアさん:
戦争が家族を引き裂きました。(4年前)私たちは避難し、夫は祖国に残った。今、夫は軍人で、私たちはここにいます。

マーシャさんは今、母国ウクライナではなく、ポーランドで暮らしたいと話します。

マーシャさん:
戦争は終わってほしいけど、戦争のせいでウクライナには住みたくない。

14歳の少女の人生を変えた戦争の終わりは、まだ見えていません。

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