ジャーナリストの権利保護活動をする国際NPO「ジャーナリスト保護委員会」(CPJ)は26日までに、2025年に世界で129人のジャーナリストらが殺害され、約30年前に調査を始めてから最多になったと発表した。3分の2にあたる86人がイスラエルによって殺害されたといい、防止や調査の徹底を求めている。
CPJによると、ジャーナリストや報道従事者の殺害は、イスラエルが戦闘を続けてきたパレスチナ自治区ガザで最も多くなった。朝日新聞のガザ通信員だったムハンマド・マンスールさん(当時29)も25年3月、ガザ南部の自宅でイスラエル軍のミサイル攻撃を受けて死亡した。
ドローンによる殺害も増加しており、23年の2人から昨年は39人に。そのうち28人はガザで起きた。約4年にわたってロシアとの戦闘が続くウクライナでも、4人がロシア軍のドローン攻撃で殺害されたという。
そのほか、国軍と、対立する準軍事組織「即応支援部隊」(RSF)との戦闘が続くスーダンで9人、記者への暴力が続いてきたメキシコでも6人が昨年亡くなったという。
CPJのジョディ・ギンズバーグ代表は「メディアへの攻撃は、他の自由への攻撃の先行指標となる」と指摘。「殺害を防止し、加害者を処罰するためにより多くの取り組みが必要だ」と訴えた。
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