小学校で救助活動にあたる人々(2月28日、南部ホルムズガン州)=AP

【イスタンブール、カイロ=共同】イラン国営テレビは1日、米イスラエルの2月28日の攻撃を受けた南部ホルムズガン州の小学校の死者が多数の女児を含む148人に上ったと報じた。イラン赤新月社によると28日夜時点で、イラン国内で200人以上が死亡した。イランによる報復攻撃ではイスラエルのほか、近隣国に被害が及んだ。

イランの小学校の被害は1カ所の民間人の犠牲者としては最悪規模とみられる。地元メディアの映像によると、大破した校舎周辺に大勢の人々が集まり、ぼうぜんとしていた。子どものかばんや教科書とみられる本が散乱し、がれきを捜索する人々の姿も見られた。

アラグチ外相はX(旧ツイッター)で「多くの生徒が集まっていた日中に攻撃された。決して見過ごすことはできない」と訴えた。

一方、イスラエルメディアによると、イランは28日に約170発の弾道ミサイルをイスラエルに向けて発射し、数十機の無人機で攻撃。中部テルアビブで弾道ミサイルが着弾して1人が死亡した。救急当局はミサイルの破片や爆発により120人以上が負傷したとしている。

アラブ首長国連邦(UAE)の空港当局によると、首都アブダビの国際空港がイランの無人機攻撃を受け、1人が死亡、7人が負傷した。世界最大級のハブ(拠点)空港の一つであるドバイの国際空港も被害を受けた。

SNSに投稿された映像などによると、ドバイを代表する観光地の人工島パームジュメイラにある五つ星ホテルから黒煙が立ち上り、火災が発生した。

クウェートの空港も攻撃を受けたとの情報があり、空港内とされる建物の中は白煙が漂っていた。バーレーンの空港も攻撃され、首都マナマのビルには高層階に無人機が直撃したとされる。

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