アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃。
それに対する反撃など、中東情勢は緊迫しています。
北海道で暮らすイラン出身者は。
「アメリカが攻撃したことを、すごくびっくりした。一番心配しているのは家族と
イランの人たちのこと」(イラン出身 モハマッド ホセイニ ホセインさん)
イランの首都、テヘラン出身のホセインさんです。
36年前に来日しました。
キッチンカーで本場のスパイスを使ったケバブを販売しています。
「家族と兄弟がイランにいる。母は91歳。今のイランはインターネットも電話もつながらず、かなり心配。家族と全然連絡が取れない。どうなっているのかもわからない」(ホセインさん)
中東情勢の緊迫化は、私たちの暮らしにどのような影響を及ぼすのでしょうか。
「攻撃は急だと思い、びっくりした。電気代が上がるかもしれないのが一番怖い」(札幌市民 40代)
「仕事で物を発注するので価格が上がったり、入ってこなかったりする影響はありそう」(札幌市民 30代)
札幌市内のガソリンスタンドでは、すでに影響が。
「セルフ給油のレギュラー1リットルの価格は158円なんですが、前日と比べて7円上がったということです」
こちらでは1リットル151円でしたが、先行きの不安から7円値上がりしました。
暫定税率の廃止で25円ほど安くなった価格が、また元に戻るのではと懸念しています。
「ガソリン代が上がりそうだから、今のうちに入れておきたい」(給油に訪れた札幌市民)
日本時間3月2日朝のニューヨーク市場では、国際取引の指標となる原油の先物価格が一時1バレル=75ドル台と、約8か月ぶりの水準まで値上がりしました。
北海道のガソリン価格は先週まで2週連続で上がっていますが、この先、値上がり傾向が強まる可能性が出ています。
今後の影響について、国際貿易に詳しい専門家は。
「冬季の灯油や電力などの暖房費、北海道は輸送距離が長いので物流費の燃料代。数か月続くと目に見える形で影響が出てくる」(ジェトロ北海道 相馬巳貴子所長)
1日20台の車両で運送業を営んでいるこちらの会社では、ガソリン代の値上がりを懸念しています。
「燃料費が上がると運送会社は単価を上げてほしいとなる。最終的には受注している客などに影響がじわじわと出てくるかもしれない」(大野軽貨物 大野光博社長)
さらに、北海道経済を支える基幹産業にも影響が。
「農業ではハウス栽培で暖房を使う。漁業でも漁船の燃料が必要なので1次産業にも影響がある」(ジェトロ北海道 相馬所長)
現在、日本の原油備蓄は、約250日分が確保されています。
先行きが注目されます。
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