NIKKEI montage/ロイター

【イスタンブール、カイロ=共同】イラン保健省は21日、米イスラエルの攻撃による負傷者が約2万1千人になったと発表した。死者は首都テヘランと南部ホルムズガン州の犠牲者が最も多いとしたが、総数は言及しなかった。中東の衛星テレビ、アルジャジーラはこれまでに1444人が死亡したと報じている。

米イスラエルは21日もイラン各地への爆撃を続行。イスラエル軍はテヘランにあるイラン革命防衛隊の弾道ミサイル関連施設を空爆し、ミサイル部品の製造能力を著しく低下させたと主張した。

イスラエルメディアによると、イラン中部ナタンズのウラン濃縮施設に対する21日の攻撃は米軍が実施したとみられる。

イラン軍事筋はタスニム通信に対し、米軍がイランの石油積み出し拠点カーグ島の占領などに踏み切れば、イエメン沖のバベルマンデブ海峡や紅海など他の海域の不安定化も「選択肢になる」と警告した。

一方、レバノンのメディアは21日、親イラン民兵組織ヒズボラとイスラエル軍の交戦が再開した2日以降の死者が1024人になったと報じた。南部の発電所が最近攻撃を受けて稼働を停止し、多数の地域で停電が起きたという。

アラブ首長国連邦(UAE)は21日、イランによるホルムズ海峡の事実上の封鎖などを非難した19日の日本などの共同声明に加わると表明した。英政府によると、参加国は22カ国になった。

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