米連邦議会議事堂で証言するモラー元FBI長官=2019年7月、ワシントン(AP=共同)
【ワシントン共同】2016年の米大統領選を巡る「ロシア疑惑」の捜査で特別検察官を務めたロバート・モラー元連邦捜査局(FBI)長官が20日、南部バージニア州シャーロッツビルで死去した。81歳。米メディアが21日報じた。死因は明かされていないが、パーキンソン病を患っていた。 01年に米中枢同時テロが起きた時のFBI長官。ロシア疑惑では共和党候補のトランプ陣営がロシア政府と共謀した疑惑やトランプ大統領の司法妨害の疑いを捜査し全米の注目を集めた。 トランプ氏は自身の交流サイト(SNS)でモラー氏の死去について「彼が死んでうれしい。彼はもう無実の人々を傷つけることはできない」と投稿。各方面から批判の声が出ている。 1944年、ニューヨーク市生まれ。ベトナム戦争に従軍後、連邦検事となり、中米パナマの最高実力者ノリエガ将軍の起訴などを指揮した。米中枢同時テロ直前にFBI長官に就任。在任期間は歴代2位の12年に及び、国内犯罪の対策機関だったFBIをテロ対策も担当できる国際的な情報機関に変革した。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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