
【イスタンブール=共同】ロイター通信は22日、バーレーンの首都マナマ近くの島で9日に住民32人が負傷した爆発について、米軍運用の防空システム「パトリオット」の迎撃ミサイルが関係していた可能性が高いと報じた。イランの無人機を低空で迎撃した際に住民を巻き込んだか、飛行中の故障で爆発したとみられる。ロイターが専門家と画像などを調査した。
当時も迎撃ミサイルの関与を疑う声があったが、米中央軍はX(旧ツイッター)に「うそだ」と投稿し、イランの無人機が住宅街を爆撃したと主張していた。調査に参加した専門家は、米軍が低空飛行の無人機にミサイルを発射したのなら「無責任な迎撃で民間人の命を危険にさらしたことになる」と指摘した。
ロイターによると調査では主に、爆発時に近くの建物から撮影されたSNS上の動画と、商用衛星の画像を分析。動画は低空飛行するミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体がさらに下降し、その後に爆発する様子を捉えていた。飛翔体の軌道をさかのぼると、米軍がパトリオットを配備する基地があるという。
映像検証の専門家は、動画は生成AI(人工知能)によるフェイクではないと結論づけた。米国防総省の元分析官らは調査内容を「ほぼ疑いようがない」と評価した。
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