【ワシントン=共同】トランプ米大統領が国土安全保障長官に指名したマークウェイン・マリン前上院議員(48)が24日、就任した。ホワイトハウスでの宣誓式で「全ての米国民を平等に守る。失敗は許されない」と述べた。事実上更迭されたノーム前長官を引き継ぎ、看板政策の不法移民取り締まりを担う。マリン氏は強硬路線を軌道修正する考えを示している。

トランプ氏は「マリン氏と共に犯罪歴のある不法移民の国外追放を継続する」と強調した。

国土安保省は移民摘発の規制強化を巡る与野党対立で2月中旬につなぎ予算が失効。空港で保安検査を担う運輸安全局(TSA)職員は無給での勤務を強いられて欠勤が増え、全米の空港で混乱が続いている。

上院では本予算案のうち、TSA分などを優先して成立させる案が検討されている。トランプ氏は本予算案を巡り、与党共和党に野党民主党と妥協しないよう求めていたが、24日には「(妥協案を)検討する」と述べ、態度を軟化させた。

上院本会議が23日にマリン氏の人事を賛成多数で承認した。マリン氏は24日に上院議員を辞職した。ノーム氏は麻薬犯罪組織の撲滅を目指して中南米諸国との協力強化を進める特使を務める。

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