イエメンの親イラン武装組織フーシ派は28日、イスラエルに向けてミサイルを発射したと発表し、戦争への参加を表明しました。中東情勢はさらに緊迫しています。

イランで戦闘が始まってから1カ月となる28日、フーシ派が初めてイスラエルへのミサイル攻撃を行いました。

イスラエル側が迎撃したため死傷者はいませんでしたが、フーシ派は声明で参戦を正式に表明し、イランなどへの「侵略」が止まるまで攻撃を続けると強調しました。

フーシ派が紅海を航行する船舶への攻撃を再開すれば、ホルムズ海峡の封鎖に続いて国際的な海上輸送が一段と混乱するおそれがあります。

こうした中、イスラエル軍は28日、イランの核施設の攻撃に続いて、複数の武器製造工場を空爆したと発表しました。

一方、イランも湾岸諸国への攻撃を続け、サウジアラビアの空軍基地への攻撃では、アメリカ兵12人が負傷したと報じられたほか、クウェート空港にもドローン攻撃を行いレーダーシステムを破壊しました。

停戦交渉の行方が注目されるなか、イランのペゼシュキアン大統領は28日、仲介国パキスタンのシャリフ首相と電話会談しましたが、その後、「インフラや経済拠点が攻撃されれば強力に報復する」とする声明を発表していて、戦闘収束の見通しは立っていません。

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